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ASPカート比較6選|料金と向き不向きから選ぶネットショップ構築サービス

No.1797 ASP EC制作 カート・ASP選定 選び方

自社のネットショップを始めるとき、最初に決めるのがASPカート(ネットショップ構築サービス)です。テンプレートと決済・受注管理が最初から揃っているため、スクラッチ開発より短期間で開店できます。一方でサービスごとに月額・決済手数料・得意な売り方が違い、あとから乗り換えると商品データやデザインの移し替えが発生します。

この記事では、国内でよく比較される6サービス(makeshop/Shopify/カラーミーショップ/ショップサーブ/futureshop/ecforce)を、料金と向き不向きで整理します。料金は各公式サイトで2026年10月14日に確認した内容です。改定があるため、契約前に必ず公式の最新ページを見てください。

モール出店(楽天・Amazonなど)との違いや開設手順は楽天でネットショップを開設する方法、Shopify・makeshop・BASEの三者比較はMakeShop・BASE・Shopifyを徹底比較もあわせて参照できます。

EDITOR JPholic株式会社 ECNOW 編集部

ECNOWはJPholic株式会社が運営する、ネットショップ情報メディアです。30社を超えるECコンサルティング実績や自社ECの運営経験をもとに、「これからECをはじめる」「ECをいまよりもっと活用したい」という声にお応えします。

目次

ASPカートは店舗機能が最初から揃ったネットショップ構築サービス

ASPカートは、商品登録・カート・決済・受注管理・会員管理といった店舗機能を、月額課金のクラウドサービスとして借りる仕組みです。サーバー構築や決済連携を自前で用意する必要がなく、管理画面から開店準備を進められます。

向きやすいのは次のようなケースです。

  • 自社ドメインの本店を持ちたい(モール以外の販路)
  • まずは少人数で開店し、売上が見えてから機能を足したい
  • 定期購入・会員ランク・デザインカスタムなど、業種ごとの要件がある

ASPカート6選の料金早見表(2026年10月14日確認)

各社のエントリーに近いプランを並べています。上位数値は税込表記のサービスと税抜表記のサービスが混在するため、表内に税の扱いを書きました。

サービス初期費用の目安月額の目安売上(販売)手数料向いている用途
カラーミーショップ0円〜0円〜(フリー)/4,950円〜(税込)0円(決済手数料は別)低コストで試す・個人〜小規模
Shopify0円年払い3,650円〜(Basic)なし(カード決済手数料あり)越境・拡張・アプリ連携
makeshop11,000円(税込)13,750円〜(税込)0円国内本店・機能とサポート重視
ショップサーブ開通料30,000円(税抜)25,000円〜(税抜)+受注34円受注ごとにシステム手数料中規模以上・拡張と運用支援
futureshop22,000円〜(税抜)27,000円〜(税抜)0円デザイン自由度・ブランド本店
ecforce148,000円〜49,800円〜+受注30円受注ごとに従量単品通販・定期・マーケ施策

出典(いずれも2026年10月14日確認):カラーミーショップ プラン・料金/Shopify 料金/makeshop 料金/ショップサーブ 料金/futureshop 料金/ecforce 料金

選ぶときに見る4つのポイント

① 月額だけでなく決済手数料まで合算する

月額が安くても、カード決済手数料や受注ごとのシステム手数料が高いと、売上が増えるほど差が開きます。無料プランは月額0円でも決済手数料が高めに設定されていることが多いです(カラーミーショップのフリーは6.6%+30円〜)。

② 商品数と将来の拡張で上限を見る

futureshopは登録商品数で月額が段階的に上がります。makeshopプレミアムは商品1万点、ショップサーブは標準3,000点(拡張可)など、上限の考え方がサービスごとに違います。開店時点の点数だけでなく、1年後のカタログ規模で見てください。

③ 売り方(都度購入/定期/越境)で得意サービスが分かれる

単品通販や定期購入のアップセルに強いのはecforce、海外販売やアプリ拡張はShopify、ブランドサイトの見せ方はfutureshop、といった得意領域があります。機能一覧の長さより、自社の売り方に標準で対応しているかで絞ると迷いにくいです。

④ 管理画面は無料トライアルで現場が触る

受注処理・返品・クーポン発行は毎日触る画面です。トライアルがあるサービスは、営業資料だけでなく実際の操作で比較してください。makeshop・カラーミーショップ・Shopifyなどは体験環境を用意しています。

カート候補が2〜3つに絞れず止まっているとき
商品点数・売り方・想定月商を見たうえで候補を整理します

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カラーミーショップ:月額0円から試せる国内カート

GMOペパボが運営する国内向けASPです。フリープランは初期費用・月額0円で開店できるため、まず売れるか試したい個人・小規模事業者向けです。ただしフリーのカード決済手数料は6.6%+30円〜と高めなので、売上が立つ見込みが見えたらレギュラー(月額4,950円・決済手数料3.4%〜)への切り替えを前提に試算してください。フリーの料率はフリープランの料金に載っています。

  • フリー:月額0円/ディスク200MB
  • レギュラー:月額4,950円・初期3,300円(税込)
  • ラージ:月額9,595円(税込)
  • プレミアム:月額35,640円〜(税込)

詳細はカラーミーショップの評判・事例・手数料と公式プラン一覧を参照してください。

Shopify:円建てプランで越境と拡張に強い

世界規模のECプラットフォームです。日本向け料金は円建てで、主要プラン名はBasic/Grow/Advanced(旧称のスタンダード・プレミアムから変更)。年払いならBasic 3,650円/Grow 10,100円/Advanced 44,000円(いずれも月額換算)。初期費用は不要です。

注意点として、月額とは別にカード決済手数料がかかります(Shopify Payments利用時の国内オンラインカードはBasicで3.55%など)。外部決済を使う場合は取引手数料が別途加算されます。アプリストアで機能を足せる反面、必要なアプリが増えると月額が積み上がります。

向いているのは、海外販売やマルチチャネル、アプリでの拡張を見据えるケースです。詳細はShopifyの評判・事例・手数料とShopify公式料金を参照してください。

makeshop:売上手数料0円の国内本店向け

GMOメイクショップが運営します。プレミアムプランは月額13,750円・初期11,000円(税込)、商品登録10,000点、売上手数料0円です。エンタープライズは月額55,000円〜(税込)。makeshopペイメントのカード決済手数料は、VISA/Mastercardなど各区分の月間決済額が50万円以上のとき、プレミアムで3.19%です。50万円未満の料率は公式の料金表で確認してください。

会員ランク・クーポン・まとめ買いなど、国内本店で使う販促機能が標準に近い形で揃っています。電話・メールサポートや無料体験もあるため、初めて本店を持つ事業者にも選びやすい位置づけです。詳細はmakeshopの評判・事例・手数料とmakeshop公式料金を参照してください。

ショップサーブ:中規模以上向けの拡張と運用支援

Eストアーのショップサーブは、表示価格が税抜です。開通料30,000円、プラン4Sの月額25,000円〜に加え、注文処理手数料34円/受注が別途かかります。顧客レコード数の上限で上位プラン(4Gは月額65,000円、4Pは月額145,000円。いずれも税抜)に分かれます。

月額はカラーミーやShopifyのエントリーより高く、売上が見えない段階では負担になりやすいです。その分、API連携や運営支援メニューが厚く、本店を本格運用する中規模以上向けです。詳細はショップサーブの評判・事例・手数料とショップサーブ公式料金を参照してください。

futureshop:デザイン自由度が高いブランド本店向け

株式会社フューチャーショップが運営します。料金は税抜表記で、初期費用22,000円〜、月額基本料金27,000円〜(2026年8月1日改定後)。登録商品数に応じて月額が上がる仕組みです。売上手数料は0円です。

commerce creatorによるパーツ単位のデザイン編集が強みで、アパレル・コスメなどブランド表現を重視する本店向きです。小規模でも月額の下限が他社無料〜数千円帯より高いため、デザイン投資を前提にできるかが判断基準になります。詳細はfutureshopの評判・事例・手数料とfutureshop公式料金を参照してください。

ecforce:単品通販・定期購入のマーケ機能が厚い

スーパーサイエンスが提供するECプラットフォームです。スタンダードは初期148,000円・月額49,800円(月間受注2,000件まで)、エキスパートは初期248,000円・月額99,800円。いずれにも受注1件あたり30円の従量課金が付きます。月間受注が2,000件を超えるとエキスパートへ自動で移行し、その際の初期費用198,000円が別途かかります。

ワンクリック決済、アップセル・クロスセル、離脱時クーポンなど、LTVを上げる導線が標準に近いのが特徴です。月額と初期が高いため、物販の試し売りには向きません。単品通販・定期通販でマーケ施策を回す体制がある場合の候補です。詳細はecforceの評判・事例・手数料とecforce公式料金を参照してください。

目的ごとの第一候補は次の1社

  • まず無料〜低コストで試す:カラーミーショップ(フリー→レギュラー)
  • 越境やアプリ拡張を見据える:Shopify
  • 国内本店で販促機能とサポートを重視:makeshop
  • ブランドサイトのデザインを優先:futureshop
  • 中規模以上で拡張と運用支援が必要:ショップサーブ
  • 単品・定期でLTV施策を回す:ecforce

迷ったら「想定月商」「商品点数」「定期の有無」「海外販売の有無」の4項目だけ書き出し、上の早見表と突き合わせると候補が2つ程度に落ちます。

よくある質問

無料プランは開店と検証まで(本格運用は有料プランを先に試算する)

開店と検証までは可能です。売上が月数十万円を超えると、決済手数料の差が月額プランの差額を上回ることが多いため、有料プランへの切り替えタイミングを先に試算しておくと安心です。

越境と拡張はShopify 単品通販の定期はecforce

越境・アプリ拡張・物販全般ならShopify、国内の単品通販・定期でアップセルを標準機能で回すならecforceです。月額はecforceの方が高いので、必要な機能がShopifyのアプリで足りるかも見てください。

カートの乗り換えはデザインと会員データの移し替えが手作業になる

商品CSVの移行はできても、デザイン・会員・受注履歴・アプリ連携は手作業が増えます。最初の選定で「1年後の商品数と売り方」まで見ておく方が、総コストは下がりやすいです。

まとめ:料金と売り方の両方で2候補に絞る

ASPカートは「安い/高い」だけでは選べません。月額・決済手数料・受注従量を合算したコストと、定期・越境・デザインなど自社の売り方への適合で絞ります。

  • 低コスト開始:カラーミーショップ
  • 拡張・越境:Shopify
  • 国内本店の定番機能:makeshop
  • 中規模の拡張:ショップサーブ
  • ブランドデザイン:futureshop
  • 単品・定期マーケ:ecforce

料金は改定されるため、比較表の数字は目安とし、申し込み前に各公式の料金ページで再確認してください。自社の商品点数と売り方で候補を2つまで絞りたい場合は、ECサイトのご相談から状況を送れます。相談とお見積りは無料です。

この記事を書いた人

JPholic株式会社 ECNOW 編集部

ECNOW編集部は、EC・デジタルマーケティングの実務に携わってきたJPholic株式会社のメンバーで構成された編集チームです。楽天・Shopify・自社EC・広告運用・CRM・越境ECなど、現場で得た一次情報をもとに、実践的なECノウハウを発信しています。

理論やトレンドに偏らず、売上改善や運営のリアルな課題に向き合う視点を大切にしながら、EC担当者・事業者にとって「使える情報」を分かりやすく届けることを目指しています。

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