EC事業でLINEを活用すべき理由3つ|活用方法やポイントを紹介

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多くの人が日常的に使っているメッセージアプリ、LINE。LINEの特性を利用することで、EC事業でも高い成果を出すことが可能です。

そこで本記事では、ECサイト運用でLINEを活用すべき理由を3つ紹介します。ECサイト運用にLINEを活用する方法やそれぞれのメリットを紹介するので、集客を成功させたい方はぜひ参考にしてください。

編集者

JPholic株式会社 ECNOW 編集部

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ECサイト運用でLINEを活用すべき理由

まずこの章では、ECサイト運用でLINEを活用すべき理由を3つ紹介します。紹介する理由は、以下のとおりです。

  • ユーザー数が多いから
  • アクティブ率が高いから
  • 活用手段が豊富であるから

ユーザー数が多いから

なんといっても、ビジネスの観点から見たLINEの魅力は、ユーザー数の多さでしょう。

2021年6月末時点では、国内の月間利用者数は8,900万人を記録しており、これは日本の人口の約70%にあたる数値です。この数値から、LINEが日常的に使用されている身近なツールであることがわかります。

また、LINEを含むSNSの利用者数を以下の表でまとめました。

SNS国内の利用者数・アカウント数
LINE8,900万人(2021年6月時点)
Twitter4,500万アカウント(2017年10月時点)
Instagram3,300万アカウント(2019年3月時点)
Facebook2,600万人(2019年7月時点)

それぞれのツールごとで人数やアカウント数を調査した時期は異なるものの、LINEのユーザー数が圧倒的に多いことがわかるでしょう。そのため、LINEを活用すれば、LINEでしか接触できないユーザーにもアプローチすることが可能なのです。

アクティブ率が高いから

ユーザー数の多さ以外にも、LINEにはアクティブ率が高いといった特徴があります。

どれだけユーザー数が多くても、使用率が低ければ、ビジネスで活用する効果は低いでしょう。しかし、LINEでは2020年9月末時点において、国内の月間アクティブ率は85%を誇っています。

アクティブ率が高ければ、ユーザーとの接点が持ちやすく、高い導入効果を期待できます。ユーザーが求める情報を継続的に発信すれば、ユーザーの方から情報を収集してもらえる機会が増え、最終的にはファン化につながるのです。

活用手段が豊富であるから

後の章で詳しく説明しますが、ECサイト運用におけるLINEの活用手段は豊富です。LINE公式アカウントでは1対1でコミュニケーションが取れたり、LINEショッピングでは自社のECサイトの集客をおこなえます。

LINEには多くの機能が搭載されており、うまく活用することでさまざまな角度からユーザーにアプローチできる点が魅力なのです。

ECサイト運用にLINEを活用する方法

これまでECサイト運用でLINEを活用すべき理由を説明しました。次に、この章ではECサイト運用にLINEを活用する方法を3つ紹介します。

  • LINE公式アカウントを開設する
  • LINEショッピングと連携させる
  • LINE広告を利用する

LINE公式アカウントを開設する

ECサイト運用にLINEを活用する方法のひとつに、LINE公式アカウントを開設する方法があります。LINE公式アカウントとは、企業がユーザーへ直接アプローチするために使用するアカウントです。

3つの料金プランが用意されており、月額費用が高くなるほど、ユーザーに無料で配信できるメッセージ数が多くなります。

フリープランライトプランスタンダードプラン
月額費用0円5,000円15,000円
無料メッセージの上限数1,000通15,000通45,000通
追加メッセージ料金×5円/通~3円/通

なお、LINE公式アカウントの主な機能には、以下のようなものがあります。

  • メッセージ配信機能
  • チャット機能
  • リッチメニュー
  • LINE VOOM投稿機能
  • 販促機能
  • LINEコール機能
  • レポート機能

LINEショッピングと連携させる

LINEショッピングとは、LINEを起動して使用するショッピングサービスです。2021年6月時点で、会員登録ユーザー数は4,000万人を突破しています。約350以上ものECサイトが参加しており、掲載商品数は4億点を超える人気サービスです。

LINEショッピングにはカート機能が搭載されておらず、決済時は各ECサイトへ移動します。そのため、LINEショッピングから自社のECサイトに送客することで、自社ブランドの認知度を高めたいという目的でも利用されています。

なお、LINEショッピングの利用には、「月額55,000円」と「売上金額に一定率を乗じた金額」の支払いが必要です。

LINE広告を利用する

LINE広告とは、LINE以外のさまざまなサービスに広告を配信できるサービスです。広告を配信できるサービスには、以下のようなものがあります。

  • LINE NEWS
  • Smart Channel
  • タイムライン
  • ウォレット
  • LINEマンガ
  • LINE BLOG
  • LINEポイントクラブ
  • LINEショッピング
  • LINEクーポン
  • LINEマイカード
  • LINEチラシ
  • LINE広告ネットワーク

さまざまな条件でターゲティングをおこない、特定のターゲットにアプローチできるため、効果的なマーケティング施策を実行することが可能です。

最低出稿金額は設定されておらず、オークション制度が導入されています。どの広告が広告欄に表示されるかどうかは、eCPM(エフェクティブ・コスト・パー・ミル:広告表示回数1,000回あたりの費用)によって決定され、最も高い金額の広告が選ばれるのです。

ECサイト運用でLINE公式アカウントを活用するメリット

前章では、ECサイト運用にLINEを活用する方法を紹介しました。この章からは、LINEを活用するメリットをひとつずつ説明していきます。

紹介するメリットは、以下のとおりです。

  • スタンプの配信で認知度を向上できる
  • メールよりも開封率が高い

スタンプの配信で認知度を向上できる

LINEプロモーションスタンプを活用すると、ユーザーに自社で作成したスタンプを使用してもらえるため、認知度が向上します。

LINEプロモーションスタンプとは、企業が広告費を負担することで、ユーザーに無料でスタンプを提供するサービスです。株式会社マクロミルが2018年1月に実施したスタンプ利用調査によると、毎日スタンプを送信している人はユーザーの9割を超えていました。

LINEスタンプは、LINEにおいて重要なコミュニケーションツールとなっているのです。

そのため、LINEプロモーションスタンプで自社のスタンプを無料配布することで、多くの人が日常的に自社のスタンプを送信することが期待できます。スタンプを送った側だけではなく、スタンプを送られた側にも認知してもらえるでしょう。

メールよりも開封率が高い

LINE公式アカウントで配信するメッセージは、メールよりも開封率が高いという特徴があります。

実際にLINE公式アカウントを導入したセレクトショップ「アインズ&トルペ」によると、メルマガの開封率は数%であるのに対し、LINE公式アカウントのメッセージの開封率は20~30%程度でした。LINE公式アカウントのメッセージの開封率は、メルマガの約10〜20倍にもなったのです。

開封率が高ければ、それだけ情報を受け取ってくれるため、成果が出しやすくなります。LINE公式アカウントとメルマガで同じ量のメッセージを配信したとしても、開封率の高いLINE公式アカウントの方が得られる効果は大きいでしょう。

ECサイト運用でLINEショッピングを活用するメリット

この章では、ECサイト運用でLINEショッピングを活用するメリットを説明します。紹介するメリットは、以下のとおりです。

  • ポイントで購買を後押しできる
  • LINEでしかアプローチできないユーザーに商品が表示される

ポイントで購買を後押しできる

LINEポイントの制度を利用することで、ユーザーの購買意欲を後押しすることができます。

LINEポイントとはLINE Payでの決済やギフト券交換など、幅広い使い道があるポイントのことで、ユーザーがLINEショッピングを経由してECサイトから商品を購入した場合に、購入金額に応じて付与されます。

この仕組みを利用すれば、LINEショッピング経由で商品を購入することに「お得感」を感じてもらいやすくなるのです。

「LINEポイントが欲しい」「LINEショッピングならお得に買い物ができる」という思いは、ユーザーの購買意欲を向上させることから、自社ECサイトへの訪問数増加が期待できます。

LINEでしかアプローチできないユーザーに商品が表示される

LINEショッピングと自社ECサイトを連携しない場合、スマホの利用用途が主にLINEである人には、なかなかアプローチできません。しかし、LINEショッピングと自社ECサイトを連携させることで、アプローチできる層が大幅に広がります。

すでにお伝えしたとおり、LINEはほかのSNSに比べて、ユーザー数が多くなっています。LINEしかアプリを利用しない人にも商品を知ってもらうことが可能で、売上の増加や認知度の向上を期待できるのです。

ECサイト運用でLINE広告を活用するメリット

この章では、ECサイト運用でLINE広告を活用するメリットを説明します。紹介するメリットは、以下のとおりです。

  • 購入履歴をもとにターゲティングできる
  • 少額で広告を配信できる

購入履歴をもとにターゲティングできる

LINE広告ではさまざまな方法でターゲティングをおこなえるため、効果的な広告配信が可能です。LINE広告のターゲティング方法には、以下のようなものがあります。

  • 地域ターゲティング
  • 性別ターゲティング
  • 年齢ターゲティング
  • OSターゲティング
  • 詳細ターゲティング

また、ECサイトの購入履歴や閲覧履歴を分析すれば、ユーザーがどのようなものに興味を持っているか把握できます。そして、得た情報をもとに新たなマーケティング施策を打ち出すことが可能なのです。

少額で広告を配信できる

LINE広告には最低出稿金額が設定されていないうえに、初期費用もないことから、少額で広告を配信できます。

今まで広告配信をおこなっていない企業の場合、どのような層にアプローチすれば、大きな効果を得られるのか把握できていないことが多いでしょう。そこで、さまざまな条件でターゲティングをして少額から出稿し、PDCAを回すことで、成果が出やすくなります。

そのため、「広告を配信したいけれど、いきなり高額な費用をかけたくない」「さまざまな条件でターゲティングを試したい」という方におすすめなのです。

ECサイト運用でLINEを活用するポイント

これまでECサイト運用にLINEを活用する方法ごとにメリットを説明しました。この章では、ECサイト運用でLINEを活用するポイントを紹介するので、より効果を高めるためにも併せて覚えておきましょう。

  • LINE公式アカウントの友だちを増やす取り組みをおこなう
  • リッチメニューを活用する

LINE公式アカウントの友だちを増やす取り組みをおこなう

LINEを活用したECサイト運用をおこなう場合、LINE公式アカウントの友だちを増やすことを目指しましょう。ユーザーが友だちになると、ECサイトの訪問やクーポンの利用などのアクションをおこないやすくなり、集客につながるからです。

LINE公式アカウントの友だちを増やす取り組みには、以下のようなものがあります。

  • 友だち追加URL・QRコードを発行する
  • 友だち限定の特典を用意する
  • 友だち追加時にインセンティブを付与する

リッチメニューを活用する

リッチメニューとは、LINE公式アカウントに搭載されている機能のひとつで、トーク画面の下部にタイル状のメニューを表示します。

画面の大部分にボタンが表示されるため、クリック率が高い点が魅力です。ECサイトへ移動するボタンを設置すれば、訪問者の増加が期待できます。

また、リッチメニューとショートカット注文を組み合わせると、LINEでログインしてリッチメニューのボタンを押すだけで、前回購入したものを簡単に注文することが可能です。ユーザーの利便性が向上し、企業の売上も上がります。

なお、リッチメニューと混同されやすいものに、リッチメッセージという機能があります。リッチメッセージとは、配信するメッセージに動画や画像を組み合わせる機能であり、リッチメニューとは別物です。

LINE活用ならMakeShopとの連携がおすすめ

MakeShopの公式サイトで詳細を確認する

まだECサイトを構築していない方や、他社ASPへの乗り換えを検討されている方は、MakeShopの利用をおすすめします。

MakeShopは、GMOメイクショップ株式会社が提供するECサイト構築サービスです。デザインを自由にカスタマイズできる点やコストパフォーマンスが高い点に定評があります。

そんな魅力の多いMakeShopは、LINEショッピングと連携しています。管理画面で「LINEショッピングに出品する」ボタンを押すだけで、簡単にLINEショッピングへの出品が可能。所定の審査を終了した後、登録した商品データがLINEショッピングに連携されて表示されます。

MakeShopにおける、LINEショッピングへの商品掲載料は以下のとおりです。

初期費用0円
月額費用5,500円
販売手数料10%

まとめ:EC事業はLINEを活用して効率的に運営しよう

本記事では、ECサイト運用でLINEを活用すべき理由を3つ紹介しました。紹介した理由は、以下のとおりです。

  • ユーザー数が多いから
  • アクティブ率が高いから
  • 活用手段が豊富であるから

LINEを活用することで、売上の増加や認知度の向上が期待できます。

また、ECサイト運用にLINEを活用する方法は、主に以下の3つです。

  • LINE公式アカウントを開設する
  • LINEショッピングと連携させる
  • LINE広告を利用する

それぞれメリットが異なるため、理解したうえでどれを活用するか検討してみてください。

ちなみに、本メディア「EC NOW」を運営する株式会社JPholicでは、「MakeShop」をおすすめしています。カスタマイズ性の高さ以外にも、機能が豊富で利便性が高い点が魅力。LINEとも連携できるため、これからECサイトを構築するのであれば、MakeShopの利用も検討してみてください。

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