2022年のEC・ネットショップ業界では「cookieの規制」「P2C」「動画」「メタバース」あたりがキーワードになると予想されます。
特に6月から始まる「cookieの規制」はリマーケティング(リターゲティング)広告への影響や、コンバージョン計測への影響が避けられないため、ネットショップ従事者も対策が必須となります。
また、「P2C」という言葉は初めて目にした方もいらっしゃるかと思います。P2Cは「Person to Consumer」の略で、個人がオリジナルのブランドやサービスを立ち上げ、InstagramやYoutubeといったSNSや、ブログやオンラインサロンなどを通じファンに対して販売を行うことを指します。2022年、個人のブランド化はますます進んでいくでしょう。
「動画」は2021年に引き続きとなりますが、マーケティングチャネルとして拡大傾向にあるため、ネットショップ従事者もアンテナを張っていく必要があるでしょう。
最後の「メタバース」は、トレンドワードにはなっているものの、まだまだ一般認知には時間がかかるであろうことが予測されます。
一方で、メタバース上にショッピングモールを構築して「メタバースコマース」を提供しはじめる大手企業が出てきています。これはバーチャル店舗を巡って購入体験ができるサービスで、遠隔地にいる家族や友人と同時に接続し、それぞれのアバターでバーチャル店舗を自由に移動でき、空間内にいる人と音声会話やテキストチャットができたりと、まるでリアルな買い物をオンライン上でおこなうことができます。
コロナ禍における「購入体験の最適化」のソリューションとなるのか、注意して追いかけていく必要があるでしょう。
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JPholic株式会社 ECNOW 編集部
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