#beginner ECを今からはじめる

Amazon出店の費用と手順|小口・大口の選び方とデメリット4つ【2026年最新】

No.258 Amazon(アマゾン) ネットショップ モール出店 初心者

Amazonに商品を出すかどうかを検討するとき、最初に確認すべきなのは月額料金ではありません。Amazonは楽天市場のように「自分の店」を持つ仕組みではなく、1つの商品ページに複数の出品者が相乗りする形だからです。この違いを踏まえないまま出すと、商品を登録したのに1件も売れない状態になります。

この記事では、Amazon出品にかかる費用3種類、小口出品と大口出品の選び方、出品開始までの5ステップ、そして販売数を左右する「おすすめ出品」の条件までを、Amazon公式の情報をもとに解説します。

EDITOR JPholic株式会社 ECNOW 編集部

ECNOWはJPholic株式会社が運営する、ネットショップ情報メディアです。30社を超えるECコンサルティング実績や自社ECの運営経験をもとに、「これからECをはじめる」「ECをいまよりもっと活用したい」という声にお応えします。

目次

Amazonは「出店」ではなく「出品」で1つの商品ページに相乗りする

検索では「Amazon出店」と呼ばれますが、Amazonの仕組みは出店ではなく出品です。ここを取り違えると、費用の見方も対策も変わります。

楽天やYahoo!との違いは自分の店ページを持たないこと

楽天市場やYahoo!ショッピングはテナント型で、モールの中に自分の店ページを作り、そこで商品を並べます。デザインも品揃えも自分で決められるため、店として覚えてもらうことができます。

Amazonはマーケットプレイス型です。1つの商品につき商品ページは原則1つで、同じ商品を売る出品者はそのページを共有します。すでにAmazonにある商品なら、自分で商品ページを作る必要はありません。商品名で検索して、在庫数と価格を入れるだけで販売が始まります。

ページを作らなくていいぶん、出品の手間は圧倒的に少なくなります。一方で、同じページに並ぶ出品者との違いは価格と配送条件しかありません。楽天市場の出店条件と比べたい場合は楽天でネットショップを開設する方法|費用・必要書類・個人出店の条件を参照してください。

テナント型とマーケットプレイス型の違いを比較した図。楽天市場やYahoo!ショッピングはA店・B店・C店がそれぞれ自分の商品ページを持ち購入ボタンも別々だが、Amazonは1つの商品ページを複数の出品者が共有し、カートに入れるボタンから売れるのはおすすめ出品を取ったA社だけで、B社とC社は他の出品者を見るの中に入り表示されない
同じ商品を3社が売っている場面で比べると 競争の起きかたが違います

売れるかどうかは「おすすめ出品」を取れるかで決まる

同じ商品ページに複数の出品者がいる場合、商品ページの目立つ位置に表示されて「カートに入れる」ボタンから売れるのは1出品者だけです。この枠をAmazonは「おすすめ出品」と呼びます(以前はカートボックスと呼ばれていた枠です)。

AmazonはAmazonマーケットプレイスとはで「複数の出品者が同一の商品を出品している場合は、そのうちの1つがおすすめ商品として商品詳細ページの最も目立つ場所に表示されます」と説明しています。

つまりAmazonでの売上は、出品したかどうかではなくこの枠を取れているかどうかで決まります。取れなければ、購入者は「他の出品者を見る」を自分で開かない限り、あなたの出品に気づきません。条件はSTEP5でまとめます。

Amazonは自社の出品者向けページで、国内の月間ユーザー数が6,000万人を超えていると公表しています(出典はNielsenのデジタルコンテンツ視聴率 Monthly Totalレポート)。この6,000万人に届くかどうかは、出品した時点ではなくおすすめ出品を取った時点で決まります。

Amazon出品にかかる費用は3種類

Amazonの費用は「出品プランの料金」「販売手数料」「FBA手数料」の3つに分かれます。FBAを使わなければ3つ目はかかりません。

出品プランは小口100円か大口4900円の二択

  • 小口出品:月額料金なし。商品が1点売れるごとに100円
  • 大口出品:月額4,900円(税抜)。1点ごとの成約料はなし

どちらのプランでも販売手数料は別途かかります(Amazon出品サービスの料金プラン)。

分かれ目は月50個(49個では同額になる)

小口出品の成約料100円と大口出品の月額4,900円を比べると、4,900 ÷ 100 = 49個でちょうど同額になります。

  • 月49個以下 → 小口出品のほうが安い
  • 月50個以上 → 大口出品のほうが安い

ただし、これは手数料だけで比べた場合の分かれ目です。後述するとおり、おすすめ出品の枠も広告も大口出品でなければ使えないため、売る気があるなら販売数が少ない段階でも大口を選ぶ判断になります。

販売手数料はカテゴリーで5〜15.4%(最低30円)

「Amazonの販売手数料は15%」と書かれていることがありますが、これは一部のカテゴリーの数字です。実際にはカテゴリーごとに異なり、多くの場合5%〜15.4%の範囲に収まります。

  • 本・DVDなどのメディア:15.4%
  • エレクトロニクス:5〜8.4%
  • ビューティー:5〜10.4%
  • ファッション:5〜12.4%(価格帯で変わる)

加えて、メディアを除く全カテゴリーに最低販売手数料30円が適用されます。低単価品を大量に売る場合はこの30円が効いてきます。300円の商品を売ったとき、手数料率が5%なら計算上は15円ですが、実際には30円が引かれます。

自社の商材のカテゴリーが何%かは、出品前に必ず料金ページで確認してください。粗利率が手数料率を下回っていると、売れるほど赤字になります。

FBAを使うと配送代行手数料と在庫保管手数料が加わる

FBA(フルフィルメント by Amazon)は、商品をAmazonの倉庫に納品しておけば、注文後の梱包・発送・返品対応・問い合わせ対応をAmazonが代行する仕組みです。かかる費用は2種類です。

  • 配送代行手数料(1個あたり):小型288円/標準318〜532円/大型〜特大型589〜5,625円(商品価格1,000円超の場合)
  • 在庫保管手数料(月額):小型・標準は1立方メートルあたり5.676円/大型・特大型は3.278円(1〜9月)

在庫保管手数料は10〜12月に上がります。売れ残った在庫は毎月費用が発生し続けるため、回転しない商品をFBAに置いたままにしないでください。

FBAを使うと商品がプライム対象になり、国内配送料無料の対象にもなります。自己発送とどちらが有利かは、1件あたりの送料と梱包にかかる人件費を出して比べます。送料の相場はネットショップの配送方法まとめ|業者3社の料金とサイズを比較にまとめています。

手数料を実際に計算すると売上の14〜23%になる

率だけ見てもピンとこないため、単価3,000円のビューティー商品を例に計算します。ビューティーは商品価格1,500円超で販売手数料10.4%として計算しています(実際の料率はAmazonの料金ページで自社のカテゴリーを確認してください)。

ケースA 小口出品+自己発送で月30個売れた場合

  • 売上:3,000円 × 30個 = 90,000円
  • 基本成約料:100円 × 30個 = 3,000円
  • 販売手数料:3,000円 × 10.4% = 312円 × 30個 = 9,360円
  • 合計 12,360円(売上の13.7%)/これとは別に自分で払う送料と梱包費がかかる

ケースB 大口出品+FBAで月100個売れた場合

  • 売上:3,000円 × 100個 = 300,000円
  • 月額登録料:4,900円
  • 販売手数料:312円 × 100個 = 31,200円
  • 配送代行手数料:318円(標準サイズの下限)× 100個 = 31,800円
  • 合計 67,900円(売上の22.6%)/これとは別に在庫保管手数料がかかる

FBAを使うと差引が約9ポイント増えます。ただしケースAの13.7%には送料も梱包費も人件費も入っていません。自己発送の1件あたりコストが318円を超えるなら、FBAのほうが安くなります。

Amazonの手数料が売上に占める割合を積み上げ帯で示した図。単価3000円のビューティー商品で計算した場合、小口出品と自己発送で月30個なら基本成約料3000円と販売手数料9360円の合計12360円で売上の13.7%、大口出品とFBAで月100個なら月額登録料4900円と販売手数料31200円と配送代行手数料31800円の合計67900円で売上の22.6%になる
販売手数料はカテゴリーで5〜15.4%(メディアを除き最低30円)。配送代行手数料は標準サイズの下限318円で計算しています(出典:Amazon出品サービスの料金プラン/2026年9月14日時点)

ここまでの3種類を足すと、Amazonの手数料は売価の15〜25%程度になることが多くなります。粗利率がこれを下回る商材はAmazonでは利益が残りません。ECNOWを運営するJPholicのEC相談窓口では、商材と原価を見たうえで「そもそも出すべきか」の判断だけでも承っています。

小口と大口では使える機能が違う

プラン選びで見るべきなのは料金だけではありません。大口出品でなければ使えない機能があります。

大口出品だけが使える機能6つ

  • 一括出品で複数商品をまとめて登録する
  • フィード・スプレッドシート・レポートを使って在庫を管理する
  • APIを連携して出品作業を自動化する
  • メディア以外の商品に独自の配送料を設定する
  • Amazon内の広告ツールを使う
  • 1つのアカウントに複数のユーザーを追加する

加えて、おすすめ出品の枠を取る競争に参加できるのは大口出品アカウントだけです。前述のとおりこの枠が売上を左右するため、実質的には「売りたいなら大口」という構造になっています。

小口でもFBAと新規商品の登録は使える

「オリジナル商品を出せるのは大口だけ」と書かれている記事がありますが、これは誤りです。Amazonの料金ページでは、FBA・新規商品の追加・カテゴリー申請はどちらのプランでも利用できると明記されています。

小口出品で始めて、月の販売数が50個を超えたタイミングで大口に切り替えるのは問題ありません。プランはセラーセントラルからいつでも変更できます。

出品開始までの5ステップ

STEP1 出品用アカウントを登録する

買い物用のAmazonアカウントでは商品を販売できません。出品用アカウントの登録が別途必要です。用意するものは次のとおりです(Amazon出品用アカウントの登録)。

  • Eメールアドレス:買い物用アカウントやAmazon Payで使っていないもの
  • 顔写真付きの身分証明書:行政機関発行のもの(パスポートまたは運転免許証)。マイナンバーカードは使えません
  • 過去180日以内に発行された取引明細書:クレジットカードの明細・銀行の取引明細・預金通帳のいずれか
  • 有効なクレジットカード:大口出品の月額4,900円の支払いに使う
  • 銀行口座:売上金の受け取り用
  • 電話番号:国コードを含む形式で入力する

法人の場合は、これに加えて法人番号・登記上の住所・登記されている正確な会社名が必要です。個人でも法人でも出品できます。楽天市場のように法人格や事業実態の審査が厳しいモールとは、この点が大きく違います。

身分証明書をアップロードするときは、四隅が写っていて文字が読めるカラーのスキャンか写真を使います。スクリーンショットやぼやけた画像は差し戻しの原因になります。

STEP2 出品プランを決める

月の販売数の見込みで決めます。すでに他の販路で売れている商品なら、その販売数をそのまま当てはめて構いません。まったく新規の商材で見込みが立たない場合は、小口出品で始めて実績を見てから切り替えます。

STEP3 商品を登録する

登録の手間は、その商品がAmazonにすでにあるかどうかで大きく変わります。

  • すでにある商品:商品名や製品コードで検索し、在庫数と価格を入れれば完了
  • ない商品(自社オリジナル等):商品画像・説明文に加えて製品コード(JANコードなどのGTIN)が必要

自社で製造した商品にJANコードがない場合は、GS1 Japan(流通システム開発センター)にGS1事業者コードを登録申請してJANコードを作るか、Amazonに製品コードの免除を申請します。申請には日数がかかるため、出品予定日から逆算して先に進めてください。

自社オリジナル商品を出す場合は商品ページを自分で作ることになるため、書く内容は自社ECの商品ページと同じです。必要な項目は商品登録とは?EC・ネットショップの必須8項目と登録手順にまとめています。

STEP4 配送方法をFBAか自己発送から選ぶ

FBAに預けるか、注文のたびに自分で発送するかを選びます。商品ごとに変えられるので、回転の速い商品だけFBAに置くこともできます。

自己発送を選ぶ場合、出荷遅延は後述するパフォーマンス指標に直接響きます。受注から何日で出せるかを確実に守れる日数で設定してください。短く設定して守れないほうが評価を落とします。

STEP5 おすすめ出品の基準を満たす運用にする

出品しただけでは売れません。おすすめ出品の枠を取るには、大口出品アカウントであることに加えて、購入者からの評価を一定水準に保つ必要があります。Amazonがセラーセントラルの「出品者パフォーマンスの評価基準」で示している目標値は次のとおりです。

  • 注文不良率:1%未満
  • 出荷前キャンセル率:2.5%未満
  • 出荷遅延率:4%未満
  • 追跡可能率:95%以上
おすすめ出品を取るための条件を示した図。前提として大口出品アカウント(月額4900円税抜)であることが必要で、そのうえで注文不良率1%未満、出荷前キャンセル率2.5%未満、出荷遅延率4%未満、追跡可能率95%以上の4つの基準を満たし続ける必要がある。基準を下回るとおすすめ出品から外れ、悪化が続くとアカウント停止の対象になる
目標値はAmazonがセラーセントラルの「出品者パフォーマンスの評価基準」で示しているものです(閲覧にはログインが必要)

自社の現在値はセラーセントラルのアカウント健全性ダッシュボードで確認できます。基準を下回るとおすすめ出品から外れ、悪化が続くとアカウント停止の対象になります。出品数を増やすより先に、この4つを守れる出荷体制を作るほうが売上に直結します。

Amazonに出品するメリット4つ

商品ページを作らなくていい

すでにAmazonにある商品なら、ページ制作が不要です。楽天市場では店舗ページと商品ページを自分で作る必要があり、制作を外注すれば費用も日数もかかります。仕入れた商品を売る形なら、Amazonは最も早く販売を開始できる販路です。

小口出品なら固定費が0円

小口出品は月額料金がかからないため、売れなければ費用も発生しません。楽天市場は出店審査と店舗構築の期間中も月額がかかりますが、Amazonの小口出品は在庫を置いておくだけなら費用ゼロです。売れるかどうかを試す段階の販路として使えます。

FBAで発送と問い合わせ対応を任せられる

FBAに預ければ、注文後の梱包・発送・返品処理・購入者からの問い合わせ対応までAmazonが行います。1人で運営している場合や、注文が特定の曜日に偏る商材では効果が大きくなります。商品がプライム対象になることで、購入者側の心理的な障壁も下がります。

広告はクリック課金で月額固定費なしに始められる

Amazon内の広告のうち、最も使われているスポンサープロダクト広告はクリック課金制(CPC)です。Amazon広告 スポンサープロダクト広告には月額料や前払い料金はないと明記されています。

ただし利用条件があり、大口出品であることと、おすすめ出品の要件を満たしていることが必要です。小口出品のままでは広告を出せません。

Amazonと楽天と自社EC どこから始めるか
商材の粗利率と在庫の持ち方から判断します

無料で相談する ▶

ECNOWを運営するJPholicが対応します。ご相談・お見積りは無料です。

Amazonに出品するデメリット4つ

価格と配送条件でしか差がつかない

同じ商品ページを共有する以上、商品写真も説明文も共通です。購入者が比べられるのは価格・在庫・お届け日・出品者評価の4点だけになります。

結果として、同じ商品を扱う出品者が増えるほど値下げ競争になります。仕入れて売る形では、この競争から逃げる方法がありません。自社でしか作れない商品を持っているかどうかが、Amazonで利益を残せるかの分かれ目です。

Amazon自身が同じ商品を売っていることがある

楽天市場やYahoo!ショッピングと違い、Amazonはモールの運営者でありながら自らも販売者です。同じ商品ページにAmazon本体が出品している場合、おすすめ出品の枠はAmazonが取ることが多くなります。

取り扱おうとしている商品をAmazonで検索し、販売元がAmazonになっていないかを出品前に確認してください。なっている場合、価格で上回らない限り枠は取れません。

購入者は自社ではなくAmazonの顧客になる

店舗という概念が薄いため、購入者の多くは「Amazonで買った」と認識します。誰が買ったかの情報も自社には残らず、メールを送って再購入を促すこともできません。

リピートで利益を出す商材の場合、Amazonだけに依存すると顧客が積み上がりません。自社ECを並行して持ち、Amazonは新規の入り口として使う形が現実的です。考え方はD2C(D to C)とは?意味とECとの違いをわかりやすく解説で解説しています。

パフォーマンス基準を割ると売り場から外れる

前述の注文不良率・出荷前キャンセル率・出荷遅延率・追跡可能率は、下回るとおすすめ出品から外れます。在庫を切らして出荷前にキャンセルする、繁忙期に出荷が遅れる、といった運用の乱れが直接売上を止めます。

自社ECなら「今回は発送が遅れます」と連絡して済む場面でも、Amazonでは指標として記録されます。在庫数を実在庫より少なめに登録しておくなど、キャンセルを出さない設計にしてください。

Amazonと楽天と自社ECの使い分け

1つ選ぶなら商材の性質で決まる

  • Amazonが向く:型番のある仕入れ商品/回転が速い日用品/すでに検索されている商品
  • 楽天市場が向く:ギフト・食品・アパレルなど「探しながら選ぶ」商材/店として覚えてもらいたい場合
  • 自社ECが向く:自社オリジナル商品/定期購入やリピートで利益を出す商材/顧客データを自社に残したい場合

カートシステムの選び方はMakeShop・BASE・Shopifyを徹底比較|料金・手数料・機能の違いに、開業前に必要な届出や準備はネットショップの開業に必要な準備|手順7ステップと届出・費用にまとめています。

並行するなら在庫と価格の管理方法を先に決める

複数の販路に同じ商品を出す場合、先に決めておく必要があるのは次の2つです。

  1. 在庫の持ち方:販路ごとに在庫を分けるか、一元管理ツールで共有するか
  2. 価格の揃え方:販路ごとの手数料率が違うため、同じ売価だと利益率が変わる

特に1つ目を決めずに始めると、Amazonで売れた商品が自社ECでも売れてしまい、出荷前キャンセルが発生します。これはそのままパフォーマンス指標の悪化につながります。販路を増やす前に、在庫を減らす仕組みを用意してください。

販路を増やしたあとの集客と改善の進め方はECマーケティング戦略の立て方|売上分解で施策の優先順位を決める手順を参照してください。

Amazon出品でよくある質問

個人や副業でも出品できる

できます。本名または屋号で登録し、顔写真付きの身分証明書と銀行口座があれば個人でも出品用アカウントを作れます。法人格や事業実績は求められません。

ただし継続して販売するなら事業所得になるため、開業届と確定申告が必要になります。提出期限はネットショップの開業に必要な準備|手順7ステップと届出・費用にまとめています。中古品を仕入れて売る場合は、別途古物商許可が要ります。

他のモールや自社ECと併用できる

できます。Amazonは他販路での販売を制限していません。むしろ型番商品ではAmazon・楽天市場・自社ECの3つに同じ商品を出すのが一般的です。

注意点は前述のとおり在庫の二重販売です。販路を増やす前に、どこで売れても在庫数が減る仕組みを用意してください。

プランは後から変更できる

セラーセントラルの設定からいつでも小口と大口を切り替えられます。販売数が読めないうちは小口で始め、月50個を超えた月に大口へ上げる進め方で問題ありません。

ただし広告を使いたい場合と、おすすめ出品の枠を取りにいく場合は、販売数に関係なく最初から大口が必要です。

海外のAmazonにも出品できる

Amazonグローバルセリングを使うと、アメリカやヨーロッパなど日本国外のAmazonにも出品できます。日本語のサポートがあり、セラーセントラルの操作方法も同じです。

ただし出品する国ごとに手数料体系・税務・表示ルールが異なります。国内の販売が安定してから検討する順序が現実的です。

まとめ

  • Amazonは「出店」ではなく「出品」で、1商品1ページを複数の出品者で共有する
  • 売上を左右するのは「おすすめ出品」の枠で、参加できるのは大口出品アカウントだけ
  • 費用は出品プラン(小口100円/大口4,900円)・販売手数料(5〜15.4%・最低30円)・FBA手数料の3種類
  • 手数料だけの分かれ目は月50個。ただし広告もおすすめ出品も大口が条件になる
  • 登録にはパスポートか運転免許証が必要(マイナンバーカードは不可)
  • 注文不良率1%・出荷前キャンセル率2.5%・出荷遅延率4%・追跡可能率95%が運用の基準線

出品を検討する段階で最初に確認するのは、扱う商品のカテゴリー手数料率と、その商品をAmazon本体が売っていないかの2点です。どちらも今日中に調べられます。この2つで採算が合わないなら、出品作業に進む前に販路を考え直すほうが早く済みます。

Amazonに出すべき商材か 手数料を引いて利益が残るか
原価と粗利を見て一緒に判断します

無料で相談してみる ▶

ECNOWを運営するJPholicは、30社を超えるECコンサルティング実績と自社EC運営の経験があります。

この記事を書いた人

JPholic株式会社 ECNOW 編集部

ECNOW編集部は、EC・デジタルマーケティングの実務に携わってきたJPholic株式会社のメンバーで構成された編集チームです。楽天・Shopify・自社EC・広告運用・CRM・越境ECなど、現場で得た一次情報をもとに、実践的なECノウハウを発信しています。

理論やトレンドに偏らず、売上改善や運営のリアルな課題に向き合う視点を大切にしながら、EC担当者・事業者にとって「使える情報」を分かりやすく届けることを目指しています。

Related

関連記事 ECを今からはじめる

すべて見る
目次